BIWAKO SEIKEI TOPICS

2021年度 卒業記念植樹式

2022.03.07

イベント

大学から

3月3日(木)卒業記念植樹式を中央棟の南側にて行いました。
この植樹式は、肌寒さが残る比良の土地にも卒業を祝して新たな門出を祈念するという、春の訪れを感じさせる恒例のイベントです。
 
 
はじめに、大河正明学長が、「植物というものは、冬の時期に花は咲かず、下へ下へと根を伸ばし、しっかりと土台を作り、春が来て花を咲かせます。人生も同じです。いいことばっかりではなく、辛いことも思い通りいかないこともあるけれど、そのような時期は、下へ下へと自分の実力を蓄えてください。いずれ自分の出番が来て、花開く時が来ます。」と話し、開式しました。
 
その後、卒業生を代表して学友会会長で卒業論文優秀賞受賞の福居仁渚さん、学友会副会長の來間遥さん、卒業論文最優秀賞受賞の八畑汰介さん、コース代表として築地一磨さんが、卒業生から寄付されたハナミズキの苗木を植樹しました。
 
 
続いて、在学生を代表して西山さんから、「先輩方はいつでも憧れの存在で、私たちは背中を追ってやってきました。ご卒業されるにあたり、寂しく思いますが、これからは私たちが伝統を受け継ぎ、輝かしい歴史のページを創り上げるよう懸命に取り組みたいです。」と挨拶がありました。
 
そして、卒業生を代表して福居さんから、「現在、新型コロナウイルスの影響や緊迫した世界情勢が暗い影を落としています。私たちは、こうした現実を受け止めながら、どのような状況にも屈せず常に上を向いていきます。そして卒業生として社会で立派に貢献ができるよう、更なる成長を志します。」と、挨拶がありました。
 
 
最後に、中野友博学部長から、「本日植樹したハナミズキの花言葉は“返礼”や“お返し”です。本日、ここに代表して集った卒業生は、4年間の感謝の気持ちをもって植樹してくださいました。これからも、その気持ちを忘れずに、そして花が咲く頃にはまたひとつ成長した姿を見せてください」と、激励の言葉を述べ、閉式しました。
 
 
この植木のある大学には、いつでも卒業生たちの居場所があることを、今後何か壁が立ちはだかった時にでも思い出してください。
そして、これまでに羽ばたいて行った先輩たちに続くよう、充実した人生を送って欲しい。
そのように教職員一同願っています。

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