教員紹介

准教授

中道 莉央

Rio Nakamichi

主な担当科目

障害者スポーツ概論
障害者スポーツ
障害者スポーツ指導論

最終学歴・学位 武庫川女子大学 臨床教育学研究科 博士後期課程単位取得後退学,博士(教育学)
専門分野

障害者スポーツ,インクルーシブ体育

研究テーマ 障がいのある女性のスポーツ拡充をめざし,主に国内外の女性車いすバスケットボール選手の生活観と各国の競技環境に関する調査・研究に取り組んできました。2020東京オリンピック・パラリンピックに向けたパラリンピック教育の一環として,「体育理論」においてパラリンピックの父と称されるルードウィッヒ・グットマンの足跡を取り扱う授業提案についてまとめるなど,スポーツを通じた障害理解教育にも関心があります。
主な業績(著書・論文等)
【著書】
・中道莉央(2014)障がいのある女性アスリートの挑戦:車椅子バスケットボール生活の実相.柏艪舎,総頁数184.
・中道莉央(2016)インクルーシブ体育の授業づくり.鈴木直樹・梅澤秋久・宮本乙女編,学び手の視点から創る中・高の保健体育授業~体育編~.大学教育出版,pp.150-156.

【研究論文】
・中道莉央・水谷豊(2008)車椅子バスケットボールのチーム特性に関する一考察.日本体育学会第59回大会予稿集,265.
・中道莉央(2009)女子車椅子バスケットボール選手のライフスタイルの国際比較.日本障害者体育・スポーツ研究会研究紀要,32:37-38.
・中道莉央(2009)よりよい「生」の一考察:車椅子バスケットボール選手の生活観を手がかりに.武庫川女子大学大学院 教育学研究論集,4:75-80.
・中道莉央(2009)女性障がい者スポーツ選手の生活観の基礎的国際比較.THE ASIAN JOURNAL OF DISABLE SOCIOLOGY,9:41-55.
・中道莉央(2010)障がいのあるアスリートのプロフィールに関する一考察:国内外の女性車いすバスケットール選手を対象に.THE ASIAN JOURNAL OF DISABLE SOCIOLOGY,10:55-66.
・Nakamichi R and Mizutani Y (2010) International Comparison of Life-style of Wheelchair Basketball Athletes (No.2) . The 11th International Asian Society for Adapted physical Education and Exercise Symposium, Abstracts, 40.
・中道莉央・水谷豊(2010)女性車いすバスケットボール選手の競技意識の基礎的国際比較.日本体育学会第61回大会予稿集,291.
・Nakamichi R (2011) International Comparison of Life-style of Wheelchair Basketball Athlete. THE ASIAN JOURNAL OF DISABLE SOCIOLOGY, 11: 87-98.
・中道莉央(2012)女性車いすバスケットボール選手の活動意識に関する一考察(第二報):国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会を対象に.日本障害者体育・スポーツ研究会研究紀要,35:27-28.
・中道莉央(2012)女性障がい者スポーツ選手の生活観の国際比較.体育学研究,57(1):285-298.
・Nakamichi R and Mizutani Y (2012) Difference between Japan and USA on Views and Behavior of Athlete life in Wheelchair basketball for the disabled. The Third Pacific Rim Conference on Education, Abstracts, 69-70.
・Nakamichi R and Mizutani Y (2012)International Comparison of Life-style of Women's Wheelchair Basketball Athletes (No.3). The 12th International Asian Society for Adapted physical Education and Exercise Symposium, Abstracts, 51.
・中道莉央(2012)女性車いすバスケットボール選手のスポーツライフの一考察:IWBFアジア・オセアニアゾーンに着目して.THE ASIAN JOURNAL OF DISABLE SOCIOLOGY, 12:85-96.
・Nakamichi R (2013) A study of wheelchair basketball (No.3) : Double-disability of female athletes with physical disabilities in Japan, Australia and Canada. THE ASIAN JOURNAL OF DISABLE SOCIOLOGY, 13:91-99.
・Nakamichi R and Mizutani Y (2013) A Case Study of Education for Understanding of People with Disabilities : Result of a visit to women's wheelchair basketball competition. The 19th International Symposium of Adapted Physical Activity, Abstracts, 288.
・中道莉央(2013)女性車椅子バスケットボール選手のアスリート生活に関する研究:2008-2012大阪国際大会出場選手への意識調査にもとづいて.武庫川女子大学大学院 臨床教育学研究科研究誌,17:13-29.
・中道莉央(2014)女性車椅子バスケットボールアスリートの競技参加実態の分析:国際親善女子車椅子バスケットボール大阪大会出場選手の場合.日本障害者体育・スポーツ研究会研究紀要,37:10-11.
・中道莉央(2014)小・中学校における“見るスポーツ”の学習に関する一考察:大阪市の取り組みを手がかりとして.桜門体育学研究,48:69-73.
・中道莉央(2014)中学校における体育理論の教材研究:パラリンピックに関する題材の場合.北海道教育大学紀要 教育科学編,64(2):267-277.
・中道莉央(2015)学校体育におけるボール運動・球技の教材に関する研究:バスケットボールのトラベリングに着目して.北海道教育大学紀要 教育科学編,65(2):291-301.
・中道莉央(2015)小学校体育における「球技」の取り扱いに関する一考察:1913年学校体操教授要目から1949年学習指導要領小学校体育編(試案)までを中心に.スポーツ教育学研究,34(2):17-28.
・中道莉央(2015)学校体育におけるボール運動・球技の教材に関する研究:バスケットボールのタイム・アウトの変遷に着目して.北海道体育学研究,50:93-102.

【テキスト】 
・藤原進一郎・三上真二・中道莉央(2016)障がい者のスポーツ振興:改訂版.社会福祉法人大阪市障害者福祉・スポーツ協会,総頁数49.

【報告書】
・中道莉央(2012)覇を競う車椅子バスケットボール.JAPAN WHEELCHAIR BASKETBALL FEDERATION(日本車椅子バスケットボール連盟 機関誌).36,p.10.
・中道莉央(2013)国際親善車椅子バスケットボール大阪大会の観戦を通じて.JAPAN WHEELCHAIR BASKETBALL FEDERATION(日本車椅子バスケットボール連盟 機関誌).38,p.15.
・中道莉央(2016)評価・授業におけるICT活用の成果.東書Eネット(小学校>体育(保健)>資料室 授業に役立つ資料>小学校体育におけるICTの活用方法),https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ten_download/dlf81/chjz9495.htm

【研究助成】
・女性車いすバスケットボール選手の競技環境とアスリート生活に関する研究 (若手研究B) 研究課題番号25750279 (2013年4月~2015年3月)
・バスケットボールのルール・技術の史実的変遷と教材価値に関する研究 (若手研究B) 研究課題番号15K20837 (2015年4月~2018年3月)

【国内学会活動】
・北海道体育学会 幹事(編集委員会担当) (2013年4月~2017年3月)
・アダプテッド/医療/障がい者体育スポーツ合同コングレス 大会実行委員(2016年7月)
・日本運動・スポーツ科学学会 大会実行委員 (2016年7月)
活動紹介 学校には,走るのが速い子・遅い子,ボールを遠くに投げられる子・投げられない子,からだの大きな子・小さな子など,さまざまな友だちがいます。子どもの特性や発達は個別的で,障害の有無にかかわらず多様な存在です。そうした子どもの特性や発達の違いに配慮しながら,どんな子どもも仲間と一緒に体を動かす喜びや楽しさを味わえる体育授業づくりについて,現職の先生方と一緒に考える活動を行ってきました。

2013年度 第24回札幌市学校体育研究連盟 研究大会 助言者
2014年度 第25回札幌市学校体育研究連盟 研究大会 助言者
2015年度 第26回札幌市学校体育研究連盟 研究大会 助言者
2016年度 第53回北海道学校体育研究大会 助言者
2016年度・2017年度 札幌市立手稲北小学校体育実技研修会 研究協力者
所属学会 日本体育学会
日本アダプテッド体育・スポーツ学会
日本障害者体育・スポーツ研究会
アジア障害者体育・スポーツ学会
アジア障害社会学会
日本スポーツ社会学会
日本体育科教育学会
日本スポーツ教育学会
体育授業研究会
日本運動・スポーツ科学学会
兵庫体育・スポーツ科学学会
北海道体育学会
桜門体育学会

学生へのメッセージ

障害者スポーツの多くは,みなさんが日ごろ親しんでいる一般的なスポーツのルールを修正したり,用具を工夫したりしています。だからといって,障害者スポーツを一般的なスポーツよりもレベルの低いスポーツと考えるのは,大きな間違いです。「スポーツって楽しい!」とみなさんが感じる気持ちは,障がいのある人も同じなのです。
スポーツそのものの面白さは変えずに,スポーツをする人のこころとからだの状況に応じてちょっとだけルールや用具を工夫する障害者スポーツは,既存のスポーツにはない価値や魅力を有しており,スポーツの可能性を広げてくれると言えます。障がいのある/なしにかかわらず,誰もがスポーツの楽しさを味わえるような新しいスポーツを一緒に考え、ともに学びましょう。