教員紹介

准教授

禰屋 光男

Mitsuo Neya

主な担当科目

スポーツ生理学Ⅰ
身体開発システム論

最終学歴・学位 東京大学大学院総合文化研究科広域学専攻生命環境科学系博士課程修了、博士(学術)
専門分野

運動生理学、トレーニング科学

研究テーマ 「低酸素環境におけるトレーニングに関する研究」にSingapore Sports Institute (SSI)と共同して取り組んでいます。
また、スキンブロッティング法を応用した運動時の局所的生理反応の評価の研究を東京大学大学院医学系研究科との共同研究として実施しています。このチームが看護現場におけるじょく創の非侵襲的な評価法として開発した方法で、これをスポーツ現場に応用し、競技者のコンディション評価につなげる方法を開発する予定です。
職歴・経歴 【競技歴】
・2012年タグフットボールワールドカップ 日本代表

【スポーツ指導歴】
・オーストラリア強化指定選手に対する科学サポート(Australian Institute of Sportへの在外研究期間中、オーストラリアの陸上、競泳および7人制・15人制ラグビー選手への科学サポートに参加)
・シンガポール強化指定選手に対する科学サポート(Singapore Sports Instituteでの在職期間中、シンガポールの競泳および7人制・15人制ラグビー、障害者競泳、障害者卓球選手への科学サポートの責任者として担当)
主な業績(著書・論文等)
【著書】
・スポーツ医学検査測定ハンドブック、共著、2004年12月、文光堂
・教養としての身体運動・健康科学、共著、2009年3月、東京大学出版会
・運動生理学のニューエビデンス、共著、2010年11月、真興交易株式会社医書出版部
・Endurance Training Science and Practice(翻訳)、共著、2015年8月、ナップ社

【学術論文 査読あり】
・Increase in serum growth hormone induced by electrical stimulation of muscle combined with blood flow restriction、共著、2011年3月、Eur. J Appl. Physiol.
・Increased hemoglobin mass and VO2max with 10h nightly simulated altitude at 3000m、共著、2013年6月、Int.J Sports Physiol. Perform.
・Altitude training and haemoglobin mass from the optimised carbon monoxide re-breathing method determined by a meta-analysis、共著、2013年12月、Br. J. Sports Med
・Supplementation with fish oil improves exercise economy and reduces perceived exertion during submaximal steady state exercise. 、共著、2014年8月、Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry

【学術論文 査読なし】
・低酸素トレーニングを用いたトレーニング(LHTL)、単著、2012年11月、体育の科学
・海外における低酸素トレーニング・トピックス、単著、2012年12月、体育の科学
・トレーニングの適応範囲‐6 低酸素・無酸素・有酸素トレーニング、単著、2014年9月、体育の科学

【事業報告書】
・Whole Body Cryotherapy を用いた運動後のリカバリー効果の検討、共著、2014年4月、国立スポーツ科学センター 事業報告書
・Whole Body Cryotherapy を用いた運動後のリカバリー効果の検討、共著、2015年4月、国立スポーツ科学センター 事業報告書

【国際会議 招待講演】
・”The research on the effects of hypoxia/altitude training on competitive sports (the strategies of Japan)”、単独、2009年6月、International hypoxia/altitude training symposium, Sport Science Research Center Beijing Sport University, China
・”The training for enhancement of performance using altitude (1,300-1,800m) and simulated altitude (3,000m) in Japan.”、単独、2009年8月、China Sport Science Society, Duoba, Qinghai, China

【国際会議 一般発表】
・"Physiological Responses during Slow Walking with Emphasized Breathing and Trunk Movement"、共同、2008年5月、American College of Sports Medicine, Annual Congress, Indianapolis, Indiana
・"Effect of 8-Weeks of Eicosapentaenoic and Docosahexaenoic acid Supplementation on Improvement of Exercise Economy during Aerobic Exercise"、共同、2011年7月、European College of Sport Science, Annual Congress, Liverpool, UK

【国内会議 招待講演】
・「リカバリーに関する研究文献レビュー」、単独、2012年9月、第8回コンディショニング科学カンファレンス(岐阜大学)
・「人工低酸素環境を利用したパフォーマンス向上のためのトレーニング方法の検討」、単独、2012年9月、シンポジウム4「国際競技力向上を目指した高所トレーニング」、第67回日本体力医学会大会(岐阜大学)
・"Influence of whole body cryotherapy (WBC) on pro- and anti-inflammatory makers just after strenuous exercise (Pilot study)"、単独、2014年11月、The 41st Annual Meeting of Japan Society for Low Temperature Medicine, Nagoya University, Nagoya, Japan
・「高地・低酸素環境曝露による総ヘモグロビン量とパフォーマンスの変化—競技パフォーマンスを向上させる処方の検討」、単独、2015年9月、シンポジウム「競技力向上に向けた高地/低酸素トレーニングの最前線」第70回日本体力医学会大会(和歌山)

【国内会議 一般発表】
・「トレッドミルを用いたSupramaximal Speed Trainingの効果」、共同、2008年9月、日本体育学会大会 鹿児島
・「間欠的人工低酸素環境曝露を伴う筋力トレーニングによる筋力の変化」、共同、2009年9月、第64回体力医学会大会 新潟
・「クーリングリカバリーに用いる冷却形態の違いによる安静時の生理反応の比較」、共同、2014年9月、第69回体力医学会大会 長崎
・「スキンブロッティング法を利用した高強度運動時の局所的筋動態の評価」、共同、2015年9月、第70回体力医学会大会 和歌山
・「Whole Body Cryotherapyが運動後の末梢循環応答におよぼす影響」、共同、2015年9月、第70回体力医学会大会 和歌山
・「Whole Body Cryotherapy(WBC)が血液性状に及ぼす影響」、共同、2015年9月、第70回体力医学会大会 和歌山

【受賞関連】
・2008年 公益財団法人 石本記念デサントスポーツ科学振興財団 学術助成最優秀賞
活動紹介 体育・スポーツ科学関連を専攻する学生の皆さんに将来の進路選択として海外での就職などについての講演をしてきました。また、スポーツの普及の活動として日本タグフットボール連盟と連携してタグフットボールの普及に取り組んでいます。
所属学会 日本体力医学会
日本体育学会
日本運動生理学会
American College of Sports Medicine
European College of Sports Sciences

学生へのメッセージ

 スポーツを学ぶにはいろんな方法があります。スポーツチーム一つを例にすれば、選手はどうやってパフォーマンスを上げるか、を考え、コーチは選手をどうやって導くかを考えます。スタッフはどうやって収益を増やすかを考えます。このように様々な立場で専門性が必要になります。私はたくさんある「スポーツに関係する学び」の中で、運動生理学というものを専門にしています。運動やスポーツをすれば身体の中ではいろんな変化が起きます。それを研究して、どのようにパフォーマンスを上げられるようにするか?トレーニングの方法はどうすればいいか?などを考えていくものです。目では見えない身体の中の変化や反応をいろいろな機器を使って測定し、数値を検討します。難しいようにも見えますが、この手法は高齢者の健康増進やオリンピックを目指す競技者のパフォーマンス向上につなげることもできます。一緒にスポーツを身体の中側から見てみましょう。