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《開催レポート》2018年度第1回アカデミックアワーを開催

2018.05.23

お知らせ

教育・研究

5月23日(水)に2018年度第1回アカデミックアワーを開催しました。

アカデミックアワーは、「教員の、教員による、教員のための発表の場」として、2010年度より毎年開催しています。

第1回目の発表者は、藤林献明講師(スポーツ情報戦略コース)大西祐司講師(学校スポーツコース)でした。

まず登壇したのは、藤林献明講師。

テーマは「ジャンプパフォーマンスの解体新書」として、スポーツパフォーマンスの構造を紐解くことで、トレーニングやパフォーマンス評価に新たな知見を導 き出す研究活動を報告されました。また、本学共同研究において考案したパフォーマンス評価指標を用いて、競技特異性に考慮したジャンプ能力の評価とその発達過程を明らかにした研究成果や、“運動の巧みさ”に着目した評価指標やトレーニング法(身のこなしテスト)などを紹介されました。さらに藤林講師は、これらの研究を通して「"細かすぎず"に"大雑把"すぎない最適なパフォーマンス分解がしたい」ことや「スポーツ科学を“生きた”知見として提供・応用していきたい」といった将来の展望も交えて発表されました。

次に大西祐司講師が「体育科授業学生アシスタント(SA)活用事業の成果と課題」というテーマで発表されました。

本学は、大津市教育委員会から依頼を受け、児童の運動意欲や体力向上を目的に小学校に学生を派遣しています。本発表では、体育科授業学生アシスタント(SA)が児童の体育授業への参加動機や教師の負担軽減につながることが報告されました。今後、よりよい授業実践に向けては授業者とSAの打ち合わせの必要性が示唆されました。

発表後には、入口学長や豊田副学長の講評や他分野を専攻されている教員からの質疑もあり、本アカデミックアワーも盛況に終えました。

次回、第2回目は7月4日(水)16:30〜 佃文子教授秋武寛准教授で行われます。

【参考】2018年度アカデミックアワー

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