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フットサル部 12年ぶり全国大会出場!!

フットサル部

本学フットサル部は昨年度の関西予選で第一代表になり、2008年度以来12年ぶりとなる「インカレカップ全国大会」出場を果たした。結果は2回戦で敗退したが、初めて全国の舞台に立った選手たちは「自分たちに足りないものがわかった。日本一という目標を達成するために、今まで以上の努力を重ねたい」と、さらなる飛躍を誓っている。

2回戦敗退も「日本一という目標はぶれない」
11月26日から28日の日程で地元・滋賀のウカルちゃんアリーナで開催された全国大会。12年ぶりの出場だから、青のユニフォームを着てフィールドに立った選手たちにとって初めて体験する〝全国〟の舞台だった。
1回戦は全国大会出場8回の高知大学相手に6-3で勝ち、2回戦は北九州市立大学に挑んだ。試合は先制されたびわスポ大が同点に追いつく展開に。後半の終盤には何度か見せ場を作ったが逆転弾を奪うことはできず、試合の行方はPK戦に。結果は3-4で悔しくも敗れた。
全国大会出場を決めたあと、「人生初の全国大会なので嬉しかった」「びわこのフットサルがどこまで通用するのか楽しみ」「これまで関西のレベルしか知らなかったので、全国のレベルを肌で感じたい」と口々に語っていた選手たち。満足できる結果は残せなかったが、強豪校と紙一重の攻防を演じたからこそ、それまで見えなかったチームの課題が浮き彫りになったという。
セットリーダーを務めた新3年次生の篠原拓馬選手は「緊張なのか、経験不足なのか、最初から浮き足だってしまって、広い視野でゲームを見られなかった。ベンチにいた4年次生の先輩からアドバイスを受けて気付くことが多かった」。
同学年でともに新チームをひっぱっていく前田将輝選手、奈良井哲平選手も「全国レベルのチームは、パスやトラップなど一つひとつのプレーの精度が高い。改めて基本技術の重要性を痛感した」と、悔しさと引き替えに学んだ課題を口にした。
北九州市立大戦で最後のPKを外した奈良井選手は試合後悔し涙を流したが、篠原選手は「PK戦になる前に決めきれなかったのが敗因。後半の最後にリズムをつかみかけたけど、前半からああした流れに持ち込みたかった」と振り返り、2014年からチームを指導してきた吉倉秀和監督も「得点を獲ることで波に乗るチームなのに得点を取れなかったことがすべてでした。自分たちのペースに持っていくことができなかった。経験不足を感じました」と冷静に敗因を分析した。
全国大会出場の達成感も、大舞台での挫折も味わった選手たちは、新年度から関西1部リーグでプレーすることになる。強豪ぞろいのリーグだが、前田選手は「関西1部はアマチュアでも一番上のリーグで、元プロの選手もいたりする。学生と社会人の違いはフィジカル面と経験値だと思うし、僕たち学生が勝つためにはポジショニングに対する頭の使い方がポイントになってくるので、普段の練習から頭を使っていきたい」と抱負を語る。
篠原選手は「関西1部で勝つには前からプレッシャーをかけたり、チームで盛り上がったり、相手の嫌がることをする必要がある。そのことを意識して戦っていきたい」。奈良井選手も「全国の舞台でプレーをして、日本一という目標が決して不可能なゴールではないこともわかった。今シーズンは1部で優勝して、地域チャンピオンリーグに出場して勝ち進みたい。そのために練習の質を上げていきたい」と語り、全国を体感した選手たちは新たなモチベーションを持って練習に打ち込んでいる。
コロナ禍のなか、全国レベルを肌で感じた経験は必ず糧になる。昨シーズンは悔し涙で終わったが、新たなシーズンはさらに上のステージで歓喜の涙を流せるだろうか。
日頃から海外チームの映像を分析するなど、独学でフットサルの指導法を学んできた吉倉監督は「選手たちが4年間続けてもらえるためにフットサルの楽しさ、得点を決めたときにチーム全員で喜びを分かち合う瞬間を少しでも多く共有できるように練習メニューを組みたい。日本一という目標をぶれずに持ち続けながら、選手たちにはのびのびとプレーしてもらいたい」と話している。
(文責・和田悠吾)