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《報告》日本スポーツ教育学会 学会賞 大西祐司講師が受賞

2021.11.05

お知らせ

学校スポーツ教育コース

  • この度、スポーツ教育学研究に本学の大西祐司講師の論文が掲載され「日本スポーツ教育学会 学会賞」を受賞、第41回日本スポーツ教育学会大会(オンライン開催)において表彰されました。
  • 大西講師は、数々の教員を輩出し、本学の誇るべき学校スポーツ教育コースの教員です。
  • 研究テーマは、アメリカのダンス教育を手がかりに、ダンス教育で何をどのような順序で教えるのか、そしてどうやって教えるのか。
  • この受賞は、まさに日々の研究が実を結んだ結果だと言えます。
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  • 〔発表内容〕
  • アメリカのダンス教育に関するナショナルスタンダード(NSDE)を対象に、シークエンス(学習の順次性)について検討しました。
  • その結果、NSDEにおいてシークエンスは発達段階のような学習者の論理を踏まえて教科内容を配列する枠組みを先に設けつつ、実際には教科内容の難度や期待する到達度により、シークエンスが調整なされていました。
  • すなわち、スコープ(教科内容の範囲)に応じて時間量を調整し、シークエンスを設定する必要性が示唆されました。
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  • 〔大西講師のコメント〕
  • この度はこのような名誉ある賞をいただき、大変嬉しく思っております。
  • この論文は大学院生時代から取り組み、ようやく日の目を見ることができた思い入れのある論文です。
  • この間、ご指導いただきました岡出美則先生をはじめ、研究室の仲間や職場の同僚、査読者の方に数々の建設的なアドバイスをいただきました。
  • この場を借りてお礼申し上げます。
  • 本論文が日本の体育が小学校から高等学校まで同じ教科内容を教えているのではないかといった批判に対し、問題解決の一助になれば幸いです。

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