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特色あるびわこ成蹊スポーツ大学の教育
研究活動について
教育・研究を支える機関
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BIWAKO SEIKEI TOPICS
2018.02.27
お知らせ
学園
大阪成蹊学園蹊友会・大阪成蹊学園では、教員・保育者の資質向上をめざす取り組みとして、2017年度より教育フォーラムを開催しています。
2018年2月24日(土)に、「みんなで育てたい健やかな心と体」をテーマにフォーラムを開催し、200名を超える多くの方々にご出席いただきました。
第1部では、九州大学基幹教育院准教授 横田晋務氏を講師に迎え、「親が思いもよらなかったスマートフォン・ゲームの脅威」という演題のもと、講演が行われました。横田氏は教育学士として発達心理学と脳科学を関連付けて子どもの認知機能を明らかにする研究を進めており、「スマートフォンやLINEの使用状況と学力の関係」、「ゲームのプレイ時間と言語能力・脳の形」、「内発的動機づけと外発的動機づけによる学力の違い」、「親子のコミュニケーションと学力」など、教員・保育士や保護者にとって興味深い様々な研究結果を取り上げ、学習に関わる脳領域の活性化について、具体的にわかりやすく説明がありました。
続く第2部では、絵本あれこれ研究家 加藤啓子氏、三重県総合博物館館長 大野照文氏、前大阪市教育委員会教育長 永井哲郎氏、さらにアドバイザーとして横田晋務氏が登壇し、大阪成蹊大学 教育学部の大橋喜美子教授がコーディネーターを務める中、パネルディスカッションが行われました。「子どもと絵本が出会う環境作り」や、「生涯学習や出前授業と博物館の関わり」、「教育委員会として子ども達のより良い教育環境作りに向けて取り組むべきこと」など、各人の立場から様々な意見が挙がりました。
出席者の皆様からは、「脳の機能や、インターネットやスマートフォンの与える影響について詳しく知ることができた。」「LINE・スマートフォンの危険性、内発的な動機づけなど考えさせられるところが多くあった。」「親子のコミュニケーションの大切さを実感した。子どもの勉強、学習、自己肯定感について見つめ直したい。」など、多くの感想が寄せられました。
また、フォーラム終了後には大阪成蹊学園出身の教員・保育者の交流会が行われ、同窓生同士の久々の再会に話が弾み、有意義で楽しい会となりました。
▼フォーラムの様子
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