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学校スポーツ教育コース主催 スポーツ大会を開催

2022.02.28

イベント

学校スポーツ教育コース

2月25日(金)学校スポーツ教育コースの3年次生による、スポーツ大会を開催しました。
本大会は、学校スポーツ教育コースが一丸となり、教員採用試験をはじめとする就職活動に向けて切磋琢磨する環境を作るることを目的に、また、新型コロナウィルスの影響により、大学祭や学内スポーツ大会などの様々な交流が困難になった今、大学を活気づけるきっかけになることを目指し立案されたのものです。
 
 
発案者である福田愛翔さん(滋賀県立高島高等学校卒)は、将来は小学校の教員を目指す学生のひとりです。
元々は人前で立って集団をまとめたりするタイプの人ではなかったというものの、大学に入り教員を目指す中で、スクールサポーターとして現役の教員のサポートを経験するうちに、引っ張る力をつけることができたと言います。
本企画も、人一倍の熱量をもって実現に向け先頭に立ち引っ張ってきました。
 
企画立ち上げから4か月もの期間を経て迎えた当日は、新型コロナウィルス感染対策にも気を配りながら、全て学生たちの運営により実施されました。
コース学生全員の参加は叶いませんでしたが、21名の学生と7名のコース教員がメインアリーナに集結し、バスケットボール、バレーボールと最後に障害物リレーの競技を行いました。
 
 
コース主任の川合英之教授は、「学校スポーツ教育コースの3年次生は前向きで主体性のある学生が多く、大変期待しています。今後多くの困難が待ち受けていることでしょうが、時には仲間や教員に頼ることも必要です。このスポーツ大会がまた新たな結束を作るきっかけとなり、皆が良い方向へ向かえるようになればと願っています。」と学生たちを奮い立たせました。
 
 
競技終了後、MVPを獲った加茂豪志さんは、「いいリフレッシュができ、また、普段あまり関わりのない人とも話すことができたりと、改めてスポーツの愉しみを知ることができました。」と清々しい笑顔を見せました。
同じくMVPを獲った中村優子さんは「来年の卒業を前に、また実施できたらと思います。そのためには皆、今の取り組むべきことをしっかりして笑顔で卒業できるように頑張りたいです。」と気合を入れ直した様子でした。
 
 
最後に実行幹部の6名は、「仲間が楽しんでいた様子が見られたことが一番嬉しいです。コロナ禍で限られた環境ではあったものの、幹部というよりも参加者の皆が盛り上げてくれたからこそ成功した大会となりました。大学に入学し3年が終わろうとしていますが、今日は本音や素の自分をスポーツを通してぶつけ合えた仲間ができ、新たな出会いのような感覚があります。こうして得た仲間との絆を、就職活動や教員採用試験に活かしていきたいと思います。」とスポーツ大会開催の手応えを感じていました。
 
個で過ごすことが多い今だからこそ、仲間との触れ合いを純粋に楽しみ、大会趣意のとおり一丸となった学生たちは、夢への実現へチーム戦で臨みます。