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New Addition2021 新戦力のご紹介

  • 硬式野球部コーチ西正文 硬式野球部監督山田 秋親

    (左)硬式野球部コーチ 西 正文(にしまさふみ)
    (右)硬式野球部監督 山田 秋親(やまだあきちか)

  • 硬式野球部コーチ 西正文
  • 硬式野球部コーチ 西正文
  • 硬式野球部監督 山田秋親
  • 硬式野球部監督 山田秋親

硬式野球部コーチ 西 正文(にしまさふみ) ― どんな状況でも野球の楽しさを伝えていきたい ―
長く社会人野球に関わっていたので、大学野球の指導者として学生たちと一緒に白球を追うことに新鮮な喜びを感じています。社会人野球で選手と接していた時から、選手たちにはどんな状況でも野球の「楽しさ」をしっかりと伝えていきたいと考えています。
私も山田監督も日本代表としてオリンピックに出場した経験があります。私の場合、飛び抜けた能力があったのではなく、当時の代表監督が目指している野球に自分のプレースタイルがうまくマッチングしたから代表に選出されました。私は監督やコーチと意思疎通することで、監督が目指した野球とマッチングするプレイヤーとして存在感を示すことができました。でも、このことは野球というチームスポーツだけが特別なことではありません。「チーム(所属する組織)のために、自分は何をすべきなのか」そのことを常に意識し、行動ができる選手達を試合での戦力になるよう技術面からサポートすることが自分の仕事だと思っています。さらには、学生たちが野球部での活動を通して、野球やスポーツの持つ本来の楽しさやおもしろさを伝えられるように私も学生と一緒に成長したいですね。

硬式野球部監督 山田 秋親(やまだあきちか) ― 全員がいい表情で野球に打ち込める環境づくりを ―
チーム作りをする中で大切にしていることは、部員全員がいい表情で野球に打ち込める環境を作ることです。チームにとって必要な事は何か、またチームが勝つために自分が何をしなければいけないのか―。
現在、180 名の部員がいますが、そのことに気づき、周りを見て気のきいた行動ができる選手がグラウンドに立つ9 人であるべきだと思っています。日常生活であっても野球であっても、自分に必要とされている事は何かを考えられる選手を大切にしたいですね。
監督として初めて指揮を執った春季リーグ戦は、3 位という結果に終わりました。優勝した佛教大は全ての準備において、「5%」わたしたちを上回っていました。アップの仕方や、攻守交代のダッシュなど技術的な面以外の事を最後まで必死にやり抜くことが佛教大と比べて劣っていたことは認めざるを得ません。技術面だけでなく、人間力を高められるように学生とともにチーム力を向上させていきたいです。学生たちが良い表情で野球に打ち込める環境を作り、初のリーグ優勝を目指します。

  • 女子バスケットボール部監督 玉城耕二
  • 女子バスケットボール部監督 玉城耕二

女子バスケットボール部監督 玉城 耕二(たまきこうじ) ― 誰かの役にたてる人生に ―
前任校では、アシスタントコーチとして全国大会を4連覇したチームを支えてきました。
何のために生きるのか、何のために働くのか―。前任校のヘッドコーチや選手達からは、バスケットボールというスポーツとともに、人間・コーチとしての使命感を学んでいました。そうした環境で学んだことのすべてが今の私の土台、軸になっています。
ヘッドコーチとしてコーチングをするうえでは、PDCAや目標設定を大切にしています。一言で言うと、なりたい自分を思い描いて、それに向かって努力し、そうした努力を仲間達と一緒に楽しんでほしい。さらに言えば、そうした大学生の姿がジュニア選手達の憧れになると本当に素晴らしいだろうなと思っています。そのためには、なにが正しくて何が間違いなのか、自分自身で選択し行動する必要があります。そうした自主性を持った選手を育てたいと考えています。
一方で、チームにとって最も大きな目標である一部昇格に向けて重要なのは、「日常の変化」です。細かく言えば、一回一回の練習の質、身体のケア、睡眠、食事などの日常を変えることが一部昇格に向けてのキーポイントになるはずです。
これまでの人生で滋賀とは縁がありませんでしたが、琵琶湖にはいろんな表情があって毎日見ていてもあきないですね。こうして自然に恵まれた環境のなかで、学生のみんなには将来誰かの役に立つ仕事をしたり、ワクワクした人生を歩むために必要な力を身につけてほしい。私自身もヘッドコーチとして選手一人ひとりの人生を背負うことに、使命感を感じていますが、今はそれも楽しめています。選手とともにお互いが成長していける関係性を築いていきたいですね。

  • 学友会競技スポーツ委員会委員長 高井怜生
  • 学友会競技スポーツ委員会委員長 高井怜生
  • 学友会競技スポーツ委員会委員長 高井怜生

学友会競技スポーツ委員会委員長 高井 怜生(たかいれお) ― 自ら行動することで、大学生活を変えることができる ―
GACの委員長に立候補したのは、コロナ禍での学生生活で、いつのまにか「やらされている」という感覚に覆われてしまい、その意識を自らが行動することで変えたいと思ったからです。
他のメンバーはみんな先輩たちばかりなのですが、学年や年齢に関係なく意見を出し合い、最善の策をみんなでまとめていけるのは、GACという組織の最も良いところかもしれません。本学の卒業生で、東京オリンピックの陸上50㎞競歩に出場した丸尾知司選手の壮行会も、会の発案や進行のプログラムはもちろん、みんなでおそろいのTシャツを作ることや、デザインまですべてGACのメンバーで考えました。壮行会の本番で僕たちと同じTシャツを着て後輩たちの応援に笑顔で応えてくれた丸尾選手を見たとき、やって良かったと心の底から思ったし、何より行動を起こす事がとても大事なことを改めて実感しました。
これからも新しいイベントをどんどん企画していきたいし、学生全員がアドレナリン全開の状態で学生生活を送ってもらえるような環境を作っていきたいですね。