びわこ成蹊スポーツ大学新聞 THE BSSC JOURNAL onlineびわこ成蹊スポーツ大学新聞 THE BSSC JOURNAL online

第94回 関西学生陸上競技対校選手権大会 奮起の総合2位 1部昇格

  • 陸上部
  • 陸上部

    菅浪主将(右)と塩屋選手

陸上競技の第94回関西学生対校選手権大会は5月10日から4日間、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、男子は135点を挙げて2部総合2位に食い込み、見事に1部昇格を果たした。
1部最下位で降格した昨年の悔しい思いをぶつけ、それぞれの種目で選手が活躍し、フィールド、混成競技を中心に得点を重ねた。

円盤投げは細谷海人(4年)が45m26で優勝を果たし、十種競技でも黒田貴稔(4年)が7032点で2位以下に大差をつけて圧勝した。このほか、走り幅跳びでは小野武蔵(2年)が7m46で優勝、三段跳びの岡林隼矢(大学院1年)も15m39で勝って、表彰台の中央に立った。1万m競歩では、菅浪裕也(4年)が大会記録を更新する40分49秒31で2位となった。1位との差はわずか1秒65。「有終の美を飾りたかったが、最後に自分の詰めの甘さが出てしまった」と菅浪は悔しさを語った。

2部1年での昇格。渋谷部長は「4年次生を中心に部員全員が力を出し切ってくれた。悔しい思いをバネに練習に取り組んだ成果が表れた」と選手の奮起を評価した。

陸上部は今年度から花園高で長年にわたって陸上部を指導した石井田氏を総監督に迎え、指導体制が充実したことも選手にとって大きなプラスとなった。石井田総監督は、日本陸連の強化育成にも携わった経験を持つベテラン指導者で、インターハイなどで数多くのチャンピオンを生んだ。

キャプテンの菅浪は「チーム全体で切磋琢磨し、インカレ優勝を目標に今後も邁進していきたい」と、大きな目標を掲げた。

第94回関西学生陸上競技対校選手権大会

男子2部〈総合〉

男子2部〈総合〉

主な決勝記録〈男子〉

主な決勝記録〈男子〉

主な決勝記録〈女子〉

主な決勝記録〈女子〉