6月22日(月)、びわこ成蹊スポーツ大学の
プロスポーツコアチーム4期生を対象に、
大河正明客員教授による講座「プロスポーツリーグのマネジメント」を実施しました。
プロスポーツコアチームは、「プロスポーツクラブで運営スタッフとして働きたい」という志を持つ学生の中から、書類選考と面接を経て選抜されたメンバーで構成されています。
講座の冒頭で大河客員教授は、「スポーツは選手だけで成り立つものではない」と述べ、審判や指導者、広報、チケット販売、スポンサー営業、試合運営など、スポーツビジネスを支える多様な仕事について紹介しました。また、日本のスポーツ産業の現状について触れ、SWOT分析を用いながら、その強みや課題について解説されました。
続いて、大河客員教授が携わったJリーグやBリーグの発展について説明がありました。
J3創設やDAZNによる配信、国立競技場での試合開催、Bリーグにおけるアリーナ開業やデジタル化などを例に挙げながら、リーグ創設以降の事業規模や観客動員数の成長について紹介されました。
また、現在チェアマンを務める
SVリーグでは、リーグ主導による大会運営やガバナンス改革、事業改革、意識改革の3つの改革に取り組んでいることを説明されました。さらに、「世界最高峰のリーグ」の実現に向け、ASEAN地域への展開や「SV.LEAGUE GROWTH」の創設、クラブ・選手のプロ化推進などの取り組みを紹介。「バレーボール界における世界の中心をつくりたい」「日常を世界基準に」と語り、SVリーグのさらなる発展に向けたビジョンを示されました。
講座後半のディスカッションでは、学生から「リーグごとのスポンサーやファンへのアプローチの違い」や「世界最高峰のリーグを目指す上での課題」、「求める人材像」などについて質問が寄せられました。大河客員教授は、自身の経験をもとに一つひとつ丁寧に回答し、プロスポーツビジネスの最前線で求められる視点や考え方について学生に伝えられました。
【学生コメント】
中川世夢さん(プロスポーツコアチーム4期生・3年次生)
大河先生によるプロスポーツリーグについての講義を通して、SVリーグは世界最高峰のリーグを目標に掲げ、厚い中間層の構築のために今年度から新たに「SV.LEAGUE GROWTH」を創設したことを学びました。リーグ構造の再編によって、クラブの競技力だけでなく、事業力にも力を入れることでSVリーグ全体の成長につながると感じました。また、前例にとらわれず、改革意識を持って挑戦する人がプロスポーツビジネスの世界で求められる人材であることを学びました。これからも常に挑戦する気持ちを大切にし、今後のプロスポーツコアチームの活動に取り組んでいきたいです。