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根木慎志客員教授による特別講義を開催

2024.11.21

お知らせ

スポーツ学部,大学から

  • 2024年11月18日、本学にて根木客員教授を講師に迎えた特別講義を開催しました。
  • 本講義は「スポーツとイノベーション」の授業として実施され、車椅子バスケットボール、パラスポーツ、障害、HEROsの活動について、学生が自分なりに考え、これらを身近に捉えるための貴重な機会となりました。
  • (HEROsとは、アスリートたちが中心となって社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。)
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  • 根木客員教授は高校3年生の時、突然の交通事故によって脊髄を損傷して、車椅子生活となりました。知人の紹介により車椅子バスケットボールと出合い、持ち前の「ポジティブ精神」と「リーダーシップ」で国内トップクラスの車椅子バスケットボールプレーヤーに成長され、2000年に開催されたシドニーパラリンピックでは、男子車椅子バスケットボール日本代表チームのキャプテンを務められました。
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  • 今回の特別講義では、「影響を受け、あなたも影響を与えられる人になる!」をテーマに、自身の半生を基に、パラスポーツや苦境を乗り越えた経験と、アスリートスポーツの力で社会課題を解決する「日本財団HEROs」の支援活動の話をしていただきました。
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  • パラスポーツの話をするにあたり、根木客員教授から学生に以下のメッセージを送られました。
  • 「皆は今までスポーツをやってきて、楽しいことだけではなく、挫折や不安があり、今後もしかしたら大変なことに出会うかもしれない。
  • そんなときは、パラスポーツを見てほしい。パラスポーツでは、目の見えない選手がサッカーをしたり、車椅子に乗ってバスケットボールをしたり、
  • 義足の選手が走ったり飛んだりして、選手が生き生きと輝いてプレーをしています。
  • 皆は、挫折や不安を理由にして、自分たちの可能性を狭めていませんか?
  • もしかしたら、既に諦めている人もいるかもしれない。
  • パラスポーツの選手は、諦めることなく、障害を乗り越え、できないをできるに変えてスポーツをしている。
  • 学生の皆は、可能性に満ちているので、挫折や不安を乗り越えてスポーツをしてください。」
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  • 学生たちは今回の講義で根木客員教授から影響を受けたことで、周りに影響を与えられるきっかけを得ることができました。
  • また、スポーツを通して社会に影響を与えられることを知れる貴重な機会となりました。

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