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「感性『心』の書道」——スポーツ大学ならではの書道

2025.07.22

お知らせ

スポーツ学部,スポーツ学科,教育・研究

  • 本学では、スポーツを学ぶ学生たちが、技術や知識だけでなく“人間力”を高める学びを重視しています。
  • その一環として、一般教養科目のひとつに「書道」の授業が設けられています。
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  • ▲書師 秀蓮先生
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  • 授業を担当するのは、書師として長年活躍されている秀蓮(しゅうれん)先生。企業題字や展示作品を数多く手がけ、プロとしての豊富な経験を生かし、学生一人ひとりの内面と向き合う授業を展開しています。
  • 授業は単なる書写ではなく、「感性『心』の書道」をテーマに、自分の想いや言葉を文字に昇華させる創作を重視しています。
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  • ▲秀蓮先生の「今日の言葉」
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  • 学生たちは毎回墨を自分で磨り、準備から片付けまでを自ら行います。創作の時間では、自選した言葉をもとに、自身の“今”を反映する作品を生み出していきます。作品には上手下手ではなく、「どれだけ本気で向き合ったか」が現れ、それが評価の基準となります。
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  • 書道とスポーツは一見異なる世界に思えるかもしれませんが、実はどちらも「体の動かし方」や「異なる感性を認め合う姿勢」が求められるという共通点を持っています。
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  • 書道もスポーツも、自らの「心」を磨き続ける営みであり、その過程で得られる気づきや成長は、まさに本学の建学の精神「桃李不言下自成蹊」に通じるものです。
  • こうした学びを通じて、学生たちが他者から信頼され、自然と人が集まる人物へと成長していくことを、私たちは心から願っています。
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  • ▲授業最終日に書いた作品

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