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武田哲子講師がリオ五輪セーリング日本代表チームの栄養面をサポート

2016.08.05

お知らせ

大学から

いよいよ、リオデジャネイロオリンピックの開催が近づいてきました!!
本学でスポーツ栄養学を専門とする武田哲子講師(トレーニング・健康コース)が、日本セーリング連盟の栄養管理スタッフとして帯同し、リオデジャネイロ五輪に出場する選手の食をサポートしています。
現地の武田講師から、サポートの様子が届きました。

リオに入って10日が過ぎました。現地入りしてからの10日間はあっという間で数日おきに到着する選手をサポート先で迎え入れています。リオの様子は日本でも多く報道されていると思いますが、現地で滞在しているとそれほど治安の悪さは感じません。もちろん十分に気をつけて安全な場所にしか行かないようにしていますが、気をつけていれば現地の生活はとても快適なものです。

直前のサポートでは、とにかく安全に、リラックスして食事がとれるようなサポートを意識しています。体重コントロールがぎりぎりまで必要な選手もいて、しかも減量の選手もいれば増量の選手もいる中での食事提供はメニューの組み立てなど難しい面もありますが、これまでサポートしてきた中で得た「選手が喜ぶポイント」(好きな料理、食材、これまで話題にした料理など)を押さえつつみんなに満足してもらう食事時間の提供を目指しています。これはスタッフも一緒。選手だけでなく、もしくは選手以上にスタッフは心身ともに疲労しています。スタッフの健康管理もチーム力の一つだと考え、選手と同じように栄養に配慮した食事をとってもらうように心がけています。食事の時間はコミュニケーションの場としても有効です。

選手やコーチからの評価は今のところ上々です。大学院生の伊勢田さんはみんなの中でも1番早くに来て食事を楽しんでいる様子です。伊勢田さんも「ブラジル大好き!自然が多くて気持ちがいい」とリオの環境を楽しんで調整を続けているようです。

これからいよいよレースが始まります。4年間のチャレンジがこれからの1週間に凝縮されます。オリンピックは夢の舞台であると同時に、周囲の期待やプレッシャーなど頭を悩ませることも多くあります。それでも、私たちはこの4年間、オリンピックを目指して活動してきました。色々な時間を共有した仲間とともに、選手もスタッフも全力を出し切り、そして楽しみたいと思っています!


  • セーリング会場となる海面

  • ハーバー内

  • マーケット内で魚を注文する様子

  • 行きつけの店で食材を注文する様子

  • 調理の様子

  • 時差ぼけ&食欲減少対策の食事
    (鶏肉のにんにく醤油焼)

セーリング女子日本代表(RS:X級)として出場する本学大学院1年次生伊勢田愛選手と日の丸セーラーズを栄養面で支える武田哲子講師。
益々、2人の活躍が期待されます。
ご声援の程、よろしくお願いします。

セーリングの競技日程は以下の通り
(資料:公益財団法人日本セーリング連盟ウェブサイトより)

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