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間野義之新学長の就任記者会見を実施!

2024.07.25

ニュースリリース

大学から,教育・研究,地域連携・高大連携

  • 7月25日(木)滋賀県庁にて、7月1日より就任した間野義之学長の就任記者会見を開きました。
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  • 会見の中で間野学長は「『スポーツ×DX×自然環境保護』を切り口に、自然環境が豊かな立地に囲まれている大学だからこそできる教育・研究を推し進めていく」と抱負を述べるとともに、これまでスポーツ政策を専門として、数多くのスポーツイベント等に関わってきた経験から、「滋賀県全体のWell-beingを高め、スポーツ環境や文化の発展に寄与する大学となるように施策を講じる」と決意表明しました。
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  • ~以下、会見での質疑応答を抜粋~
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  • Q.『スポーツ×DX×自然環境保護』の教育とは具体的にどのようなことか?
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  • 生成AIを活用した授業をカリキュラムに取り入れることを考えている。現代はテクノロジーを活用すれば、誰しもが一定ラインの知識レベルまで到達することが出来る時代である。そのような状況下で生成AIを活用した授業やゼミ活動の中で卒業論文を作成する教育によって、学生は「知識はテクノロジー、発想や思考・判断は人が担う」という経験を実践で学ぶ。それらの学びを加速・深化させるために、フェイクの見抜き方等も含め、テクノロジーの正しい使い方を教育することが大事だと考えている。
  • 本学はスポーツ環境はもちろん、比良山系や琵琶湖という多くのスポーツと自然環境のリソースを有している。それらのリソースとテクノロジーを組み合わせることで、これからの時代に必要となる人間性や能力を身に着ける教育を進める。
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  • Q.部活動の地域移行について、大学として今後どのように関わっていくのか?
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  • 現在は京都市様と連携して、実際に本学の学生を中学校の指導現場に派遣する取組を行っている。今後も自治体からの要請に応じて、県内での連携先を拡大したいと考えている。また、次のステップとして指導の質も追及していきたいと考えている。スポーツ指導に関する資格取得の環境を学内に整えることもそのひとつである。
  • さらに、本学のキャンパスを地域のスポーツフィールドとすることも検討している。大学でありながら、地域に開かれた総合型スポーツクラブとして部活動の地域移行に協力する等、これまでの枠組みにとらわれない方法が必要であると考えている。
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  • Q.2025年に開催を控えている『わたSHIGA輝く 国スポ・障スポ』について、大学としてどのように関わる予定であるか?
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  • 具体的な詳細はこれから調整することになるが、授業の一環として300名近くの学生や教職員を派遣することを予定している。現場での運営ボランティアとしてだけでなく、大会の意義や歴史、開催までの世の中の動きなどを事前に教育したうえで派遣し、事後のフィードバックまで行う。もちろん選手やコーチとして、学生・教職員を派遣し、競技力の向上に貢献することも予定している。
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  • 本学は間野学長による新体制のもと、スポーツを通じて社会に貢献する教育・研究の取組をさらに加速させ、地域になくてはならない大学であり続けることを目指します。
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  • 間野学長の経歴はこちら

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