BIWAKO SEIKEI TOPICS

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  • 理想とする指導者を目指して!~「JFA公認C級コーチ養成講習会」を本学の学生および卒業生の19名が受講~

理想とする指導者を目指して!~「JFA公認C級コーチ養成講習会」を本学の学生および卒業生の19名が受講~

2023.03.01

ニュースリリース

大学から

  • 公益社団法人滋賀県サッカー協会技術委員会指導者養成部と連携しながら、本学学生および卒業生の19名を対象に公益財団法人日本サッカー協会の公認コーチライセンスである「JFA公認C級コーチ養成講習会」を実施しました。
  • 受講生の内訳は、現役選手と4月以降社会人となる4年次生の割合が約50%ずつ、また、現役選手の中でも40%程度が1年次生(男子2名、女子5名)。社会人として、指導活動をスタートさせる4年次生だけでなく、現役選手にとっては、本講習で学んだサッカー現場で実践される様々な要素を今後の選手活動に活かし、その先の進路決定に役立てる知識・理論と実践力を得る機会になりました。
  • 今回の講習会は、主に下記の内容で実施されました。
  • ① サッカーの様々な観点からの分析を学ぶ
  • ② 「分析→課題抽出→トレーニング計画立案→現場での実践(トレーニング・コーチング)」のチーム・選手育成のサイクルの中で、トレーニングの立案と指導実践
  • ③ テクニック・戦術・メディカル・発育発達・マネジメントなどサッカーに関わる様々な知識・理論を学ぶ
  • ④ グループワーク形式から仲間や組織との協働を実践から学ぶ
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  • 受講生の男女比が約50%となった本講習会。
  • 女性指導者育成は、日本だけでなく世界のサッカー界が抱える課題となっています。
  • 本講習会を継続的に実施することで、指導者を一人でも多く輩出することを目指します。
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    • 【受講生コメント】
    • 佐藤 凌さん:(4年次生・卒業後、競技を継続しながらサッカーコーチ活動スタートする予定)
    • 「今回自分が受講を決めた理由は、指導者目線でのサッカーの学びを選手として活かせること、また選手引退後に指導者をすることを目標としているためです。実際に講義や実技を受けた感想として、サッカーをプレーするだけでは感じることや知ることのできないところまで学ぶことができたため、受講期間中はとても充実した期間になりました。また、今回の講習会のほとんどはびわこ成蹊スポーツ大学に所属する選手ばかりで男女の比率も半数だったので、講習会内で様々な交流や意見の交換など行うことができたことは、他の講習会にはない取り組みだったと思います。講習会自体は学生ならではの活気もあり雰囲気もよく、全体を通して熱のこもった指導やプレーが多く出ていたと思います。これから指導の現場に立つことも少しずつ増えていく中で、今回学んだことを無駄にしないために、これからも学び続けなければならないと強く感じました。またライセンスを取得する者としての自覚と責任のある指導ができるように頑張りたいと思います。最後になりましたが、本学で講習会を開催するにあたって協力していただいたチューターの方やびわこ成蹊スポーツ大学の方々に深く感謝いたします。ありがとうございました。」
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    • 小出 千桜さん:(4年次生・卒業後、理学療法士を目指し進学しながらサッカーコーチ活動スタートする予定)
    • 「サッカーの基礎的な分析やトレーニングプランの作成や指導実践をコーチ役とプレーヤー役として行うことで、様々な角度からサッカーに対する理解を深めることができました。これまで選手という立場でサッカーをしてきた中では気付かなかった指導者の工夫やコーチングの手法などを学び、今後、指導者として選手と向き合う際に活かしたいと思います。今回学んだことや実践できたことを、さらにレベルを高めるために、サッカーの指導について学び続けていきます。」
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    • 中川 知哉さん:(1年次生・現役選手)
    • 「今回、C級コーチライセンス講習会を受講して、言語化して伝える事の難しさを痛感しました。自分の意図している事を相手に伝える過程で、使用する言葉を工夫することや相手の発言を促す工夫等の力がまだまだ未熟だと感じました。自分は、現役でプレーしているので、今回のC級コーチライセンス講習会で整理されたサッカーの基本の部分を今後の自分のプレーに活用して、より高いレベルでプレーしたいです。」
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    • 西村 明さん:(2年次生・現役選手)
    • 「今回の講習会は、男女合同・学生だけでの講習会で、皆の意見や考え全てが自分にとって刺激となり学びになるものばかりでした。普段は選手としてサッカーに取り組んでいますが、今回の講習会で初めて指導者目線でサッカーを見て、選手を指導することの難しさに気づきました。私はC級講習会を受けようか迷っていたのですが、結果的に講習会を受けて自分にとって価値のある良い経験になったと思います。講習会で学んだことを今後の部活動や、将来就く仕事の場でも活かしていきたいです。」
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    • 【担当講師コメント】
    • 坂尾 美穂 講師:本学コーチングコース講師、JFA 47FAチューター(滋賀)
    • 「本講習会は男女割合が約50%ずつの受講生で実施されました。講習内でのグループワークや指導実践グループも男女の枠を超え、全て男女混合の形で実施しました。受講生たちはキーワードでもあった『オープンマインド』を体現し、これまでの知見も、講習で得た新たな気づきや発見も、『オープンマインド』を持ってポジティブにシェアし合いました。その結果、とても活気のある、学びが推進される講習会になりました。受講後のアンケートでも、「男女割合 約5:5 の受講生の本コースを受講しての感想」について、ほとんどの受講生がポジティブに捉えていました。19名全員が、性別関係なく、切磋琢磨し、ディスカッションでは積極的に意見を出しながらエネルギッシュに取り組む様子に非常に感銘を受けました。女性指導者育成の観点では、日本や世界のサッカー界の課題のひとつでもありますし、SDGsやジェンダーイコールといった観点からも、男女が同じ場でこれまでの経験や自身の考えをシェアしながら学んだ、本講習の経験を活かし、「スポーツを支える」・「選手育成」・「スポーツ/サッカーのさらなる発展」に寄与していってほしいと期待しています。最後になりましたが、本コースは(公社)滋賀県サッカー協会技術委員会指導者養成部の皆さまにご協力をいただきながら開催することができました。心から感謝申し上げます。」

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