2024.09.19
ニュースリリース
スポーツ学部,大学から,学生生活,地域連携・高大連携
- 本学は「香り&テクノロジー」で新しい香りのライフスタイルを創造するスタートアップ企業である株式会社コードミー(神奈川県横浜市)と産学連携協定を締結しました。
- 今回の協定により、大学に関連する様々なテキストデータをAIが分析し、大学オリジナルのフレグランスを調香するプロジェクトが始動します。この取り組みをもって、大学の新たなブランディング戦略「香りによるブランディング」の実現を目指します。
- 【背景】
- 現在、日本国内の私立大学は、18歳人口の減少、大学数の増加、競争の激化など、様々な課題に直面しています。これらの課題を克服するために、ブランディングがますます重要になっています。多くの私立大学にとって教育プログラムや研究分野による差別化は難しく、高校生や保護者にとって差別化が難しい状況です。そのため、各大学が独自の強みや特色を明確にし、それを効果的に伝えることが重要となっています。そこで、本学では、他のスポーツ・体育系大学との差別化を図ることを目的に「香りによるブランディング」を行うことを決定しました。
- 本学では、2024年7月1日より間野義之第6代学長が就任し、新たに『スポーツ×デジタル×自然環境保全』により一層尽力します。社会を生き抜く力を身につけ、スポーツの新たな価値を生み出す人材の育成に注力します。今回は、株式会社コードミーの取り組みや企業理念に共感し、互いにとって「新たな価値創出」を目指すことで方向性が一致しました。特に、Jリーグクラブ横浜FCとの取り組みなどスポーツ界の実績もあることから、スポーツ学を専門とする大学として、「スポーツ×香り」による新たな価値を創出したいと考えています。
-
- 【具体的な今後の取り組み】
- プロジェクトの具体的な流れは、以下の通りです。完成したオリジナルフレグランスは、大学の象徴として多くの場面で使用する予定です。
- 1.テキストデータの収集
- 本学に関連するテキストデータを収集します。また、学生や教職員に対してアンケート調査を実施し、本学へのイメージや期待することに関するテキストデータ収集します。
- 2.キーワード抽出
- 収集したテキストデータを株式会社コードミーの独自AIシステムが分析を行い、キーワードを抽出します。また、AIシステムの分析によってイメージカラーやイメージ画像を生成します。
- 3.オリジナルフレグランスの調香
- 抽出されたキーワードをもとにオリジナルフレグランスを調香します。異なる3つのサンプルから学生および学内関係者の投票によりオリジナルフレグランスを決定する予定です。
-
- 【香りによるブランディングのポイント】
- 1. 記憶への定着
- 嗅覚は他の五感と比べて、記憶との結びつきが強いことが科学的に証明されています。本学独自の香りを導入することで、在学生や保護者、関係者にとって大学を記憶しやすくすることができます。
- 2. 情緒への訴求
- 香りには、感情を揺さぶる力があります。本学のイメージに合った香りを導入することで、在学生や保護者に活気、爽快感、安心感などのポジティブな感情を喚起し、大学への愛着や帰属意識を高めることができます。
- 3. 差別化
- 近年、大学間の競争が激化しています。香りによるブランディングは、他の大学との差別化を図る有効な手段となります。他大学にはないユニークな香りを導入することで、在学生や保護者の記憶に残り、大学への興味関心を高めることができます。
-
- 【企業プロフィール】
- 株式会社コードミーは、「香りとITでワクワクする世界を創造する」をミッションに、 データにもとづく香りブランディングを展開しています。特許技術であるAIや脳波分析を活用した調香に特色を持ち、医療施設との共同研究の他、様々な企業やアーティストと連携したオープンイノベーションを推進しています。
- 名 称:株式会社コードミー(CODE Meee)
- 本 部 所 在 地:神奈川県 横浜市西区北幸1-11-5 相鉄KSビル6階
- 代 表 者:太田 賢司
- 設 立: 2017年4月5日
- ウエブサイト :https://www.codemeee.com/
- 過 去 の 実 績:https://www.codemeee.com/work/yokohama-fc (Jリーグ横浜FC)