巻頭特集関西学生サッカーリーグ 快進撃!リーグ戦で堂々の前期トップ

  • 堂安選手

    堂安選手

  • 井上選手

    井上選手

関西学生サッカーリーグで首位をキープ。
本学は前期の全11節を終えて8勝2分け1敗の勝ち点26を挙げ、堂々のトップでリーグ戦を折り返した。2位の阪南大(7勝2分け2敗の勝ち点23)に勝ち点3差をつけている。

第1節で大阪学院大に引き分けた後、第2節の立命館大戦では2点を先取されるが、青山(2年)と堂安(4年)の各2ゴールで4─2と逆転勝利して勢いに乗った。序盤のヤマ場、第3節の関西学院大戦でも後半に井上(2年)が立て続けに決めた後、青山もゴールを決めて4─2で快勝。第4節では桃山学院大、第5節では京都産業大に勝って4連勝をマーク。リーグ戦2位の好位置につけた。

第6節は昨年のチャンピオンで5連勝中の阪南大戦。後半2分に忽那(2年)のパスから井上のゴールで先制したが、後半32分にシュートを決められ1─1の引き分けで終わった。惜しい試合だった。そして第7節は大阪経済大、第8節は大阪体育大、第9節には姫路獨協大を破って勝ち点を23まで伸ばした。この第9節に阪南大が関西大に0─1で敗れ、トップを奪った。第10節の関西大戦も2─1で勝ち、2分けを挟んで連勝を8まで伸ばした。第11節は近畿大に0─1で惜敗。

全日本大学選抜にも選ばれたDF宮(4年)を中心に守りが安定したことが大きく、攻撃陣にも堂安、青山、井上ら人材が豊富。望月監督は「強いチームにも引けを取らなかった天皇杯のホンダ戦(4月)が生きた。最後には負けたが、そこから何を学ぶか。後期に真価が問われる」と語る。

目指すものは、リーグ戦制覇と3年ぶりの全日本大学選手権出場。同監督は「チーム力は上がっているが、攻撃力は他のチームにまだ劣る。後期はもちろん全国大会に出て優勝するという目標のためにも、引き続き攻撃力を高めると同時にびわこの生命線である守備も一段と質を高めたい」といい、「選手自身が主体性を持って、自分たちですべて決めて戦っていける。そういうチームにしたい」と選手の自主性を促した。

大阪経済大戦でも2点を奪うなど、前期を終えて得点ランキングで2位の7点を挙げた井上は「(後期も)絶対に負けられない試合が続くので、チームのために走り続けたい。その結果、ゴールという形でチームに貢献できたらなおいい。常にゴールは狙っていきたい」と燃えている。

関西学生リーグ前期結果

関西学生リーグ前期結果