理事長/総長・学長 ご挨拶

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[理事長/総長 ご挨拶]真の「人間力教育」の展開

学校法人 大阪成蹊学園 理事長/総長 石井 茂

大阪成蹊学園は1933年に創立された、91年の歴史を持つ総合学園です。
現在、傘下にびわこ成蹊スポーツ大学・びわこ成蹊スポーツ大学大学院・大阪成蹊大学・大阪成蹊大学大学院・大阪成蹊短期大学・大阪成蹊女子高等学校・こみち幼稚園を擁し、在籍者数約7,700人、専任教職員数約640人、卒業生総数約13万5千人の伝統と実績のある学園です。
建学の精神である「桃李不言下自成蹊」という言葉は、司馬遷が歴史書である『史記』の中で「徳があり尊敬される人」を「桃」や「李」(すもも)に譬えて賞賛した言葉ですが、「人々に頼りにされ、自然に蹊(こみち)ができるほど人々が集まってくる人」を育てるというのが本学園の教育方針です。

それでは、人々から信頼され、頼りにされる人とはどのような人でしょうか。
それは、人に夢や感動を与え、人を幸せにする人、広い知識と卓越した能力を持ち、地域社会や組織のために尽くす人、すなわち「人間力」のある人です。

また、私たちは「人間力」のある人を次のように定義しています。

  • (1)強い身体・柔軟な心を持ち、生命力豊かな人。
  • (2)「読む」「書く」「聞く」「話す」などの基礎能力を十分保有している人。
  • (3)人と円満に接しつつ、かつ迎合しない主体性・独自性を持っている人。
  • (4)世界を鳥瞰し、広く大きく物事を捉えた適切な価値判断や問題解決ができる人。
  • (5)強い好奇心や向上心を持ち、劣悪な環境をも克服する強い心を持つ人。
  • (6)人に対する深い理解と忠恕の心を持ち、人との絆を大切にする人。

大阪成蹊学園は人間としての基礎力や社会性・人間性を備えた人材育成のプログラムを数多く用意しております。自己改革を行い、今まで知らなかった自分を発見するために、大阪成蹊学園での充実した学びを体験し、価値ある学園生活を送られることを願っています。

[学長 ご挨拶]新しいスポーツ文化を創造し、地域と共に新たな時代へ

びわこ成蹊スポーツ大学 学長 大河 正明

スポーツは競技者として「する」だけでなく、観戦者として「みる」、トレーナーや指導者として「ささえる」など多種多様な側面を持っています。
びわこ成蹊スポーツ大学は、「新しいスポーツ文化の創造」を理念として、2003年に日本で初めて「スポーツ」を大学名に冠した唯一の大学として開学しました。以来、日本一の広さを持つ琵琶湖や標高1,000m級の比良山系という豊かな自然環境に恵まれたキャンパスで、「スポーツ学」を基盤とした独自の教育・研究を展開し、これまでに5,200名を超える卒業生を輩出してきました。
本学は、人々の人生を豊かにする可能性を有する「スポーツ」を通して、一人ひとりが成長できる大学を目指しています。また、スポーツが持つ社会的価値を広げるため、地域の企業や自治体との連携を強化し、スポーツを通じた社会貢献活動を推進しています。特に、部活動の地域移行や未就学児から高齢者までを対象としたスポーツプログラムの拡充を図り、滋賀県内のスポーツ活動の拠点となることによって、新しいスポーツ文化を創造し、地域全体のwell-beingを高めていきます。
「スポーツが好き」という情熱を持つ学生の皆さんを、私たちは心から歓迎します。本学でのキャンパスライフを通して、専門的な知識とスキルを身につけるとともに、幅広い視野と豊かな人間性を培い、社会で活躍できる人材へと成長する皆さんを全教職員がサポートします。そして、地域の方々、企業、行政機関、教育機関の皆様とも連携し、「地域に貢献する大学」へと、より一層、発展させていきます。
さあ、みなさん!「スポーツ」の力を最大限に発揮し、共に歩み、新たな時代を切り拓いていきましょう!