スポーツには、人々の心を動かし、人生を彩り、
社会を動かす「チカラ」があります。
人種も国境も関係なく、感動を生み、
人々を夢中にするスポーツの価値に社会は注目しています。
当大学は、国内で初めてスポーツを冠した大学です。
体育ではない、このスポーツのチカラを最大限活かせる取り組みに
大学として力を入れていきたく、
新たに『スポーツ・オープンイノベーション・カレッジ』という
スローガンを掲げました。
昨今、企業間や地域行政との
オープンイノベーションが活発化しています。
大学も産学連携という取り組みはあれど、
研究やモニター調査に留まることが多いです。
この産学連携の取り組みをさらに発展させ、
企業や地域をさらに巻き込んだ共創活動、
すなわちオープンイノベーションプログラムを立ち上げていきます。
このプログラムは学生教育の一環としても実施され、
参画する学生においては社会に出る前に
より実践的な学びが得られるものとなります。
スポーツは、選手やファン、スポンサー、地域社会など
様々なステークホルダーが交流する
プラットフォームという一面を持ちます。
と同時に大学も、学生や教員、研究者、企業や地域社会など様々な
ステークホルダーが交流するプラットフォームです。
この双方を併せ持つ当大学は、
オープンイノベーションが起きやすい環境にあります。
この考えに共感いただける企業と、より一層産学連携を促進し、
事業化することにきちんと向き合うことで価値提供を行う、
スポーツ・大学双方の価値を最大化した
「スポーツ・オープンイノベーション・カレッジ」となることが
私たちの目標です。
スポーツ学を学ぶ本学の学生たちが、
学びの機会として積極的に本プロジェクトに参加します。
大学のプラットフォームとしての特徴を活かし、
学生とともに企業や地域の方々と新たな価値を生み出します。
スポーツが好きで、スポーツに打込んでいる学生が多い
本学の学生たちならではのアイディアを社会に還元します!
スポーツを通じた
トライアンドエラーのプロセスは、
新しい事業や価値を創出する際にも
役立ちます。
日本で初めて「スポーツ」を冠した大学
本学は、誰でもどこでも気軽に楽しむことができ、国際的にも通用する「スポーツ」という概念を学びの柱として2003年に日本初の「スポーツ大学」として開学。新しいスポーツ文化の創造のために教育研究に努め、日々のスポーツや健康に関するニーズに応えられるよう、スポーツを開発し、支援することのできる豊かな教養と高度な専門性を有する人材を育成しています。スポーツをするだけでなく、教育学、心理学、医学、マーケティングなど、個人のパフォーマンスやチーム・組織戦術に関することから、スポーツ環境や社会とのつながりまで専門大学ならではの多種多様な学問領域から学びを深めます。「する」「みる」「ささえる」などの側面からスポーツと向き合います。本学での学びを通して、仲間との絆を大切にし、誠実で思いやりのある「人間力」を身につけ、一人ひとりの夢を実現させていきます。
盛んな部活動
本学の全体の約76%の学生が課外活動(クラブやサークル)に所属し、スポーツ活動に積極的に取り組んでいます。男子サッカー部は全国大会出場の常連校として活躍しており、近年8年連続でJリーガーを輩出しています。
クラブ・サークル活動での学生の関わり方は選手だけでなく、コーチやトレーナー、アナリスト、マネージャー、さらには広報担当など様々です。また、本学では、全ての部活動に広報担当を設け、SNSアカウントの運用を学生たちが主体的に行っています。
スポーツ学の学びで得た知識や技術を向上させる実践の場として活用しており、多くの学生にとって成長する機会となっています。
社会連携活動
本学の研究成果や学生・教職員の持つエネルギーを社会に還元し、様々な課題の解決や活性化に地域や社会と共に向き合い、地域に必要とされる大学を目指し、積極的に社会連携活動に取り組んでいます。学生の育成を目的に学外にフィールドを広げアクティブラーニングを展開し、民間企業や地方公共団体等と連携することで、豊富なビジネス交流の機会を設けています。
特に、滋賀県内の子どもたちに対して実施する「びわスポキッズプログラム」では、年間約3000名の子どもたちと運動あそびを学生たちが行っています。また、学内独自のビジネスプランコンテストを開催し、地域社会が抱える課題に対する解決策や提言を行っています。
就職先
本学は、幅広い分野で活躍する卒業生を約5,200名輩出しています。本学の卒業生が活躍するフィールドは、保健体育科教員だけでなく、ミズノやヨネックスなどのスポーツ系企業から、金融機関や情報通信などの一般企業、警察官や消防士などの公務員など様々です。また、卒業生の就職先からは、親和力や協働力、行動持続力などを高く評価されています。
座学だけでなく、課外活動や社会連携活動など多くのことにチャレンジできる環境を活かして、一人ひとりが大きく成長し、社会で活躍するための準備を行っています。
施設
本学は、文部科学省の2022年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されました(認定の有効期限2027年3月31日まで)。
スポーツ分野でのバリューを見出すために、Society5.0時代を見据えた教育プログラム「SPORTS×AI・データサイエンス」教育プログラムを充実させています。
また、エリートアスリートが専門機関で実施する測定と同等の高度な測定が可能なスペースとして
「Athlete Support Station(ASS)」が 2022
年度より始動。客観的に競技者のパフォーマンスを評価し、フィードバックおよびトレーニングメニューの立案を行い、競技力向上をサポートします。
立地
日本一の広さを持つ湖「琵琶湖」の畔にあり、標高1,000m級の山々で形成される「比良山系」の麓にある自然に囲まれたキャンパスは、大学の魅力の一つです。
この素晴らしい自然環境を活かし、アウトドアスポーツに関する学びを全学で取り入れている点も本学の特徴です。入学直後に全新入生が参加する比良山系の最高峰である武奈ヶ岳(1,214m)へ登頂する「フレッシュマン・キャンプ」は初対面の新入生同士の友情を育むきっかけとり、その後の豊かな学生生活につながります。自分の思い通りにはならない大自然の中での実習を通して、学生は自分自身を見つめ、仲間と向き合いながら成長していきます。
各種コアチーム
学生一人ひとりの夢を叶えるために3つのコアチームを毎年結成しています。
今年度は、第7期生「教職コアチーム」29名、第4期「公務員コアチーム」33名、第2期「プロスポーツコアチーム」6名の延べ68名が選抜されました。
教職や公務員、プロスポーツクラブの運営スタッフを目指す学生から、書類選考や面接による選考を経て「コアチーム」を結成。教職員らと一丸となって、それぞれの目標に向かってさまざまな活動に取り組んでいます。
教職コアチームでは、2022年度の教員採用試験に現役合格した10名の学生の多くはこのチームのメンバーでした。
プロチームとの連携
プロスポーツチームとの連携として、バスケットボールBリーグの滋賀レイクス、サッカーJリーグのセレッソ大阪、バレーボールVリーグの久光スプリングスと協定を締結しています。
セレッソ大阪や滋賀レイクスのホームゲーム時に大学ブースを出展し、学生たちが来場者へ大学のPR活動を行っています。また、全てのチームにインターンシップに参加する学生を受け入れていただいており、試合運営からスポンサー営業など幅広い業務を体験しています。
現場でのリアルな学びを得ることで、学生たちにとって貴重な学びの場となっています。
ここまで本ページをご覧いただき、ありがとうございます。
本学にとっても初めての取り組みであり、
ぜひご一緒に新しいことに取り組める企業様とご縁をいただきたいです。
まずは一度ご面談の機会をいただき、
情報交換をさせてください。オンライン/オフライン共に対応可能です。
ぜひお気軽にご連絡ください。
企業名:
株式会社平和堂
業種:
小売店
目的
地域の方に健康について考えるきっかけ作り。
子どもたちにスポーツの魅力を伝える。
実施内容
店舗にて、教員や学生が健康状態が確認できる測定体験やスポーツ体験イベントを実施。
実施回数などの実績(2023年度の実績)
3店舗にて実施し、毎回100名以上の方が参加。
企業名:
大塚製薬株式会社
業種:
医薬品メーカー
目的
熱中症対策に関する正しい知識の習得
健康情報の普及促進
実施内容
本学教職員・クラブ外部指導者・クラブ代表学生 を対象に勉強会を実施
実施回数などの実績(2023年度の実績)
76名の関係者が参加
企業名:
東洋紡株式会社
業種:
繊維メーカー
目的
働き盛り世代の運動習慣化を目指す運動プログラムのモデルケースとなることを目的に実施
健康増進に取り組む企業としてのイメージアップも目指す
実施内容
滋賀県から「働き盛り世代の運動・スポーツ習慣化促進事業」の委託を受け、週3回、昼休みの時間を利用して運動プログラムを実践
実施回数などの実績(2023年度の実績)
東洋紡株式会社総合研究所内の従業員約100名が参加